花のモナミ

　

本日は花屋さんの店員としてひとつ物申したい。

御祝事で「蘭の鉢物」をご所望されるお客様がいらっしゃいます。

それはもう毎日いらっしゃいます。ありがたい限りです。（一部誇大表現あり）

その8割近いお客様が、蘭鉢と言いつつも実際に求めているものは「胡蝶蘭」なのです。

寒さの苦手な胡蝶蘭。

冬場は、シンビジューム。今時期は、キンギアナムやデンドロビューム。

やはり時期にあった、蘭をオススメするのですが…、やっぱり皆さん胡蝶蘭。

デンドロだって蘭ですよ！！　シンビだって蘭ですよ！

買ってあげてよ！

 

注意と補足：筆者は別に胡蝶蘭が嫌いなわけでも、胡蝶蘭をご購入いただくお客様に苛立ったりしているわけでは決してなく。

胡蝶蘭の偉大さと、その他の蘭の不遇さをお伝えしたかった次第にございます。

不遇って表現もないか。　綺麗だよ。デンドロ。可愛いよ。キンギアナム。

そして写真が胡蝶蘭なのはいかがなものでしょう（笑）　

畢竟、写真写り然り、並べたとき然り、一番華やかに「見える」のが胡蝶蘭だということですかねぇ。